ユーカリ・ラディアタ
学名Eucalyptus radiata ssp. radiata
科名フトモモ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位
比重0.906〜0.921
亜熱帯の乾燥した土壌で25-30mにも生長する、およそ、
600種あるユーカリの一種です。
若枝には丸みを帯びた葉が、生長とともに長細い葉に変わります。
また、葉を透かしてみると、沢山の油胞が透けてみえます。
主要含有成分表 提供;KENSO
酸化物類 ・1.8シネオール 60-75%
モノテルペン炭化水素類 ・リモネン 2-10%
・α-ピネン、β-ミルセン
モノテルペンアルコール類 ・α-テルピネオール 5-10%
・テルピネン-4-オール 
エステル類 ・酢酸テルピニル
・ユーカリの中で一番刺激が少ない精油で、日常的に使いやすいので、
 家庭に常備しておくのも良いでしょう。
・精油のツーンとし香りは、沈んだ気分を高揚してくれるかも知れません。
 風邪やインフルエンザの予防、咳の緩和など効果が期待できます。

**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********
芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください   
酸化物類 ・去痰作用 3+
・抗カタル作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・免疫調整作用 3+
・抗菌作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・1.8シネオール
  (免疫調整作用、抗炎症作用)   

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)
・α-ピネン
  (強壮作用)
・β-ミルセン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用)   

モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 + 
固有作用

・α-テルピネオール
  (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用
   収れん作用)
・テルピネン−4−オール
  (副交感神経強壮作用、鎮痛作用、鎮静作用
  抗炎症作用、免疫調整作用)   

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+ 
固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

エッセンシャルオイルに戻る   香力に戻る   second pageに戻る